コンポーネントについて¶
概要図¶
コンポーネントの概要は、下図になります。

概要図(クラス関係・詳細)¶
さらに、詳細の内容を下記の図で表します。

構成説明¶
コンポーネントは大別すると3種類のクラスで構成されます。
- ①.データベースのテーブルをカプセル化したクラス。
 - RawCasioBaseから継承するクラスです。
 - スキーマ名を定数として提供すること。
 - テーブル名を定数として提供すること。
 - 全てのフィルド名を定数として提供すること。
 - 必須フィルドを指定すること。
 - 共通部品[Table/Row]を使わない場合は、フィルドは変数として一つずつ定義することでデータオブジェクトとして使うように
 - ②.①のクラスを使ってデータベースへの読み書き処理を行うクラス。
 - DbManagerから継承するクラスです。
 - フィルド定数は、必須ではないです。
 - テーブルに保存する固定値について、意味付け定数として定義するように
 - メイン・テーブル・オブジェクト①を設定すること
 - データへのアクセスロジック(検索、追加、訂正、削除)を提供すること
 - 複数テーブルを扱えること
 - 複数追加、訂正、削除などの更新を一回で行うときに、 トランザクション を使うように
 - できるだけ、DbManagerに提供しているメソッドを利用するように、足りない場合は拡張してください。
 - 固定値定数などを定義する必要なくて、拡張メソッドもない場合は、継承することも必要がなくて[DbManager]を使ってください。
 - XXXDbManagerにて、 XXXBDbManager の拡張メソッドを呼び出したい場合は、 XXXBDbManager のオブジェクトを新規して使えますが、DbManagerのメソッドなら、テーブル・オブジェクトしか変更できないので、XXXBDbManagerを利用しないと推薦します。
 - ③.②で取得したデータを管理しUI層へのI/Fを提供するクラス。
 - 画面プログラムでは、データベース(データコンポーネント)へのアクセスロジックを集めるI/F
 - 共通データ構造[Table/Row]を使う場合、予め列情報などを定義すること
 - 共通データ構造を使わない場合は、①のデータオブジェクトを使ってください。